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1976年の桜田淳子さんと音楽祭 [桜田淳子 各年度総括と音楽賞]

青大将さんの「制服に両サイドの髪を、ゴムで縛った様な姿で写ってる写真」のコメントにより 「ねえ!気がついてよ」の桜田淳子さんを追加しました。(12/27)
dunsfordさんから、この年は、都はるみさんの「北の宿から」の年だったというコメントをいただきましたので、また、青大将さんからも1976年の歌謡曲は、どれもこれも好きな曲というコメントをいただきましたので「北の宿から」がチャートインしている1976年12月のオリコンのチャートを追加しました。(12/27)


本来なら12/27(金)の更新ですが、1日早めて、12/26(木)の更新になります。

2013年は、4月に「はらぺこ同志」のDVD発売、10月に「Thanks40~青い鳥たちへ」発売、11月に「Thanks 40 スペシャル ~ファン感謝DAY」開催などありました。
なんと言っても「Thanks40~青い鳥たちへ」発売と「Thanks 40 スペシャル ~ファン感謝DAY」開催が大きいですね、、、
今年の1月1日の記事に書きましたが、40周年という節目が、淳子さん復帰の最後のチャンスと思っていました。
約22年ぶりにファンの前に登場して、それを観れたことが、よかったです。
もうこんな時は、こないかと思うと、2013年は、忘れられない年になりそうです。



今回の記事は、1976年の桜田淳子さんについてです。

今回の記事は、カセットや資料をさがすのに大変でしたし、魂をこめてかなりの時間をかけて書きましたので、最後まで、おつきあいを、、、
途中で、2つのクイズもあります。

まずは、1976年の桜田淳子さんを振り返ります。


2月25日 「泣かないわ」発売
2月 スカンジナビア号で「桜田淳子四年目の船出」キャンペーン
(1)
スカンジナビア号での淳子さんです。素晴らしい。。。
スカンジナビア.jpg

4月 松竹映画「遺書・白い少女」公開
(2)
相澤さんと福田さんといっしょの白い少女の撮影時です。

白い少女.jpg

4月 日劇  桜田淳子ショー 淳子の四季
(3)

日劇.jpg

5月25日 「夏にご用心」発売
6月 国立競技場で「がんばれ淳子!ジュンコひとりぼっちのトレーニング」
7月 全国縦断リサイタル「青春讃歌」開催

(4)

リサイタル3-1.jpg


(5)
横のストライプですが、(1)の写真とは、違います。

青春讃歌4.jpg


8月 日本テレビ音楽祭 敢闘賞受賞
8月25日 「ねえ!気がついてよ」発売

(10)
歌本より
ねえ!気がついてよ.jpg

10月 あなたが選ぶ全日本歌謡祭 ベストアクション賞
12月5日 「もう一度だけふりむいて」発売
12月31日「夏にご用心」で紅白3回目出場

1976年の桜田淳子さんは、歌に映画にリサイタルと充実した1年でした。
この中では、全国縦断リサイタル「青春讃歌」開催が自分にとっては、一番ですが
皆さんは、1976年の淳子さんいかがでしょうか?どれが印象的でしょうか?

ここで、桜田淳子さん自身が選んだ1976年の十大ニュースを紹介します。

(6)

十大ニュース.jpg


ここで、問題です。
ピンクの部分、隠れていますが、、桜田淳子さん自身が選んだこの十大ニュースの一つ
は、何でしょうか?
ヒントは、前後をよく見てください。

次に音楽祭の賞についてです。

1973年が桜田淳子さん、1974年が山口百恵さん、1975年が桜田淳子さんの年でした。
1976年は、どうだったでしょうか?

ここで、1976年の桜田淳子さんと山口百恵さんのレコード売上を比較をして見ると
(1976年の賞の対象になる前年11月からその年の10月までに発売された新譜を比較しました。)


ゆれてる私 1975年11月25日 27.0万枚 5位
泣かないわ 1976年2月25日 21.6万枚 4位
夏にご用心 1976年5月25日 36.0万枚 2位
ねえ!気がついてよ 1976年8月25日 28.6万枚 2位

白い約束 1975年12月21日 35.0万枚 2位
愛に走って 1976年3月21日 46.5万枚 2位
横須賀ストーリー 1976年6月21日 66.1万枚 1位
パールカラーにゆれて 1976年9月21日 47.0万枚 1位

淳子さんは、すべての曲が、5位以内で、頑張りましたが、レコード売上枚数的には、山口百恵さんには、及びませんでした。
ですので、1976年は、百恵さんの年でした。
1973年と1975年が淳子さん>百恵さん
1974年と1976年が百恵さん>淳子さん
オセロのように活躍した年が交互になっています。でも、それぞれの年で、僅差でしたね、、


それでも、1976年に、桜田淳子さんは、日本テレビ音楽祭 敢闘賞受賞とあなたが選ぶ全日本歌謡祭 ベストアクション賞をもらいました。

(7)

日本テレビ音楽祭敢闘賞.jpg

(8)

全日本歌謡音楽祭ベストアクション.jpg

これだけ、ヒットした桜田淳子さん、山口百恵さんですが、日本歌謡大賞 放送音楽賞やレコード大賞 歌唱賞は、非常に厳しいです。

まずは、1976年の日本歌謡大賞放送音楽賞について触れたいと思います。
放送音楽賞候補は、下記の13人でした。

あなたがいたからぼくがいた 郷ひろみ
春一番 キャンディーズ
どこへ帰る 五木ひろし
あばよ 研ナオコ
針葉樹 野口五郎
木綿のハンカチーフ 太田裕美
もう一度逢いたい 八代亜紀
若き獅子たち   西城秀樹
横須賀ストーリー 山口百恵
さざんか 森進一
北の宿から 都はるみ
北の旅愁 細川たかし
夏にご用心 桜田淳子

桜田淳子さんは、番組では、最後の13番目に「夏にご用心 桜田淳子」とコールされました。
司会者から、「どうですか気分は」ときかれてました。


ここで問題です。
司会者から、「どうですか気分は」ときかれ、桜田淳子さんは、何と答えたでしょうか?
今回は、昨年のように無言では、ありません。

それでは、日本歌謡大賞放送音楽賞候補の桜田淳子さんに「夏にご用心」です。

(9)
日本歌謡大賞夏にご用心.jpg

桜田淳子さんは、ノミネートの感想を番組の後、こう語っています。
「モニターの前で、緊張して見ていた。本当にだめだと思った。最後に選ばれて良かった。」とインタビューで、答えていました。

一方百恵さんは、ノミネートの感想を番組の後、こう語っています。

「ありがとうございました。今年は、ラッキーな1年だったと思うが、あと2か月あるので、とっておきたい。」
昨年、百恵ちゃんといっしょに歌いたかったと淳子ちゃんが泣いたの知っていますか?に対して
「うれしかった。自分もいっしょに歌いたかったので、残念だった。」とインタビューで、答えていました。

結局放送音楽賞は、13人の中から下記6人でした。

あばよ 研ナオコ
針葉樹 野口五郎
もう一度逢いたい 八代亜紀
横須賀ストーリー 山口百恵
さざんか 森進一
北の宿から 都はるみ

日本歌謡大賞での百恵さんです。

放送音楽賞横須賀ストーリー.jpg

これを見ると、男性アイドルで1人(野口五郎)、女性アイドルで1人(山口百恵)しか枠がなく厳しいですね、、、


1976年は、桜田淳子さんでなく、山口百恵さんが放送音楽賞をとりました。
またしても、桜田淳子さんと山口百恵さんは、いっしょに賞は、とれませんでした。
桜田淳子さんは、日本歌謡大賞 放送音楽賞の厳しさを知っており、1976年は、日本歌謡大賞 放送音楽賞は難しいと感じていたようでした。
しかし、オリコン24位の「さざんか」の森進一さんが選ばれるなんて、公正さを欠いているような気がします。




次に1976年の日本レコード大賞について触れたいと思います。

まずは、日本レコード大賞候補10曲は、下記です。(発表順)

メランコリー 梓みちよ
あばよ 研ナオコ
若き獅子たち 西城秀樹
針葉樹 野口五郎
落ち葉が雪に 布施明
北の宿から 都はるみ
さざんか 森進一
もう一度逢いたい 八代亜紀
恋ひとつ雪景色 森昌子
横須賀ストーリー 山口百恵

日本レコード大賞での森昌子さんと山口百恵さんです。

昌子.jpg

百恵.jpg

桜田淳子さん、あれだけヒットしたのに10曲に入れません。
この年は、まだ、レコード大賞の古い体質か、ベテラン、演歌が強いです。
アイドルは、厳しいですね、、、

そして、この10曲から歌唱賞5曲が下記のように選ばれました。(発表順)

もう一度逢いたい 八代亜紀
若き獅子たち 西城秀樹
針葉樹 野口五郎
北の宿から 都はるみ
あばよ 研ナオコ

最後は、個人的には、山口百恵さんだと思っていましたが、
研ナオコさんでした。
日本レコード大賞 歌唱賞は、アイドルに厳しいですね、、

研ナオコさんは、1976年は、「あばよ」しかヒットしていません。
それも10月10日発売。「あばよ」の売り上げ枚数も「横須賀ストーリー」と同じくらい。
一方百恵さんは、「横須賀ストーリー」、「パールカラーにゆれて」で1位。
「白い約束、「愛に走って」は、2位
これで、日本レコード大賞 歌唱賞がとれないなんて、ありえないですよ、、
レコード大賞の古い体質ですね、、、百恵さんの歌唱力に疑問があって(実際は歌唱力ありますが)、歌唱賞をはずされたと、当時、思っていました。

1976年のレコード大賞は、都はるみさんの「北の宿から」最優秀新人賞は、内藤やす子さん
でした。

内藤.jpg

1976年の12月13日のオリコンチャートです。
都はるみさんの「北の宿から」からが発売後2位になっています。(1位になった時のオリコンチャートは探していますが)
こうしてみると、懐かしい歌、多いですね、、、

19761213ブログ.jpg

1976年は、皆さんにとってどんな年でしたか?
1976年は、野球では、長嶋ジャイアンツが最下位から優勝。モントリオールオリンピックも開催されました。


1975年の桜田淳子さんは、1年前下記で紹介しています。
下記の記事は、2日間かかって書いた記事ですので、読んでない方は、読んでいただけると
ありがたいです。

1975年の桜田淳子さん(歌手)と涙の真実は
http://majun.blog.so-net.ne.jp/2012-12-27

毎年、年末は、下記のような記事を書いています。

1974年の淳子さん(TVガイドの記事)と1974年レコード大賞
http://majun.blog.so-net.ne.jp/2011-12-30

1973年の日本レコード大賞の新人賞 
http://majun.blog.so-net.ne.jp/2010-12-30

今回の情報を下記の桜田淳子さんのバイオグラフィー・歴史に追加しました。

桜田淳子さんのバイオグラフィー・歴史
http://majun.blog.so-net.ne.jp/2013-02-24

最後に、今年の更新は、この記事が最後になります。
(何か、あれば、、臨時更新はしますが)
今年も大変お世話になりました。
コメントをいただいた方、ありがとうございました。
皆様のお蔭でなんとか更新してこれました。
皆様、よいお年をお迎えください。
(次回は、1月1日更新予定です)  

P.S.

12/26のベストヒット歌謡だが、いしだあゆみさんの「ブルーライトヨコハマ」が良かった。
1969年の紅白の映像は、よく流れるが、今回は、1973年の紅白の映像らしい。

年末に新しいパソコンを買い、SET UPに5日間かかりました。
今回は、来年XPがサポート終了しますので、急遽、購入いたしました。
今までは、Windows7のパソコン1台とWindowsXPのパソコン1台でしたが、
今回、Windows7のパソコンを購入しましたので、Windows7のパソコン2台になります。
Windows8は、vistaをパスしたのと同じく、パスし、3年後に、Windows9を買いたいと思います。
いや、新しいパソコン、速くていいです。
1年半前に買った同じWindows7のパソコンより快適です。
今回の記事から新しいパソコンで、記事をアップしました。