「スター交歓図裁判」と口紅(リップスティック)比較 [桜田淳子 ワンポイント特集]
●「スター交歓図裁判」を知っていますか?覚えていますか?
「スター交歓図裁判」(芸能界交歓図裁判)とは、
『問題小説』や『女性自身』(ともに徳間書店)に、
山口百恵さん、桜田淳子さん、西城秀樹さん、野口五郎さん、南沙織さん、森進一さん
西川峰子さん、黒部幸英さんの実名で
ポルノ小説仕立てにした芸能人の関係が書き立てられたことで
桜田淳子さん、山口百恵さん、森進一さん、西城秀樹さんら8名が、名誉毀損で、その雑誌社の編集長を告訴した裁判でした。刑事訴訟でした。告訴したのは、1976年でした。
民事訴訟に関しては、2000万円(2つの雑誌で1000万円)で、1977年12月に示談が成立していました。
『問題小説』は、5月22日発行の「決定版!スター交歓図・悦楽へのスタート処女編」の記事
『女性自身』は、「スゴーイ”性”を書かれたスターたちの大混乱」の記事
桜田淳子さんに関しては、黒部幸英さんがマンションに出入りしている。
野口五郎さんと関係があったという根も葉もない内容でした。
被告の弁護側から、告訴状の署名に本人が書いていないものあるということが認められ
告訴人の桜田淳子さん、山口百恵さん、森進一さん、西城秀樹さんら8名が証人として
法廷に呼ばれることになりました。
『問題小説』や『女性自身』の記事で名誉毀損されたとして人気タレントが告訴。
山口百恵さん、森進一さん、西城秀樹さんらの告訴人のトップを切って、
1979年3月1日に、桜田淳子さんが東京地裁501号法廷に証人として出廷。
(1)グリーンのジャケットとチェックのスカートとネクタイ姿で東京地裁に入る桜田淳子さん
(2)裁判での証言内容
告訴人は、桜田淳子さん
相澤秀禎社長と福田時雄取締役も同席
”桜田淳子、職業はタレントです。”と言い
桜田淳子さんは、まず、宣誓書を読みあげました。
被告側(雑誌社)の弁護人
"読んでどう思いましたか?"
桜田淳子さん
"その時、高校3年生だったので大変ショックを受けました。"
被告側(雑誌社)の弁護人をB
桜田淳子さんをSと略します。
B
"訴訟委任状の中であなたが書いたのは、どの部分ですか"
S
"住所と署名は、私が書きました。"
B
”告訴とは、どういう意味かわかりますか。謝罪広告や賠償金を求める程度の意味だったじゃありませんか”
S
”名誉毀損で訴えることです。お金のためでは、ありません。マスコミにウソを書かれるのが恐かったのです。”
B
"告訴したということは、相手に具体的にどうしてもらいたいのですか?"
S
”マスコミは、タレントにとって大切な報道機関でありますが、とはいって
何でも書いていいということでないと思うのです。今後、こういった嫌な事が
起こらないように”
B
"あなたは、2人の被告を名誉毀損で訴えているわけですが
それによってこの2人が懲役とか罰金とかいった刑罰が下ることになるんですよ。
あなたが告訴したことによってこの被告たちは、何が起こるかわかりますか?"
S
”私は、まだ知らないことも多いし、はっきりわかりません”
B
"この2つの記事以外にもあなたのプライバシーについての記事が
たくさん書かれています。同じ内容の記事が他にもあるのに、なぜ、あなたは
この2つの記事だけを告訴したのですか?他にもいっぱい記事があるじゃありませんか"
S
”あなたは、私に他の記事も告訴しろというわけですか”
B
"告訴すれば刑事事件に発展する可能性があることをあなたは想像できなかった
のですか"
S
”知らないことが多いのではっきりわかりません”
最後に桜田淳子さんは、自ら、手を上げて、裁判長に
"マスコミの力の大きさを私は、よく知っています。
ただ、タレントだからと言って人権を無視した報道は、やめていただきたいと思うのです。”
言いました。
裁判での被告人弁護人の質問をまとめると主に次の2つになる。
1.告訴は、本人(桜田淳子さん)の意思でなく、事務所の意思では、ないか
2.告訴の意味、すなわち刑罰を望むのか
です。
2時間30分に及んだ証人調べを終えました。
法廷を出たあと、ホットして涙が出たそうです。
(3)法廷を出る桜田淳子さん
証言したことが自ら刑罰を下すことにつながるのではという危惧を抱いて
いて”刑罰”が持つ強烈なひびきに桜田淳子さんは、圧倒され、涙しました。
(4)日本武道館での記者会見
1979年3月1日の夕方の日本武道館での記者会見では、
桜田淳子さんは、"精神的にも肉体的にも疲れました。
裁判のクールさは、ショックでした。私は、自分の意思で告訴しましたが
相手が憎いのでなく
罪を憎んで、人を憎まずの心境です。"と語りました。
裁判の被告人弁護士と同じくらいすさまじい芸能レポーターの”告訴の意味”の
質問に対して
刑罰を科す事を言えなくて、、
"人が人を裁くなんてできない”と涙しました。
被告人弁護士は、仕方ありませんが、芸能レポーターの質問は、どうにかして欲しいです。
”この裁判で、私が言いたかった事は、芸能人だということだけ
ああいうことを書かれて、もし訴えなかったら今後も影響を残すので、
そういうことがあっては、ならない。と告訴しました。
芸能界がもっとよくなればと思います”と涙ながら語りました。
桜田淳子さんは、告訴人のトップだったので、不慣れで、いろいろあって大変だったと思う。
法廷で、うまく言えないもどかしさ、悔しさで、いっぱいだったと思います。
次のタレントは、桜田淳子さんの時の質問例があるので、事前準備は、できたと思う。
最終的には、
1980年7月に、『問題小説』編集長には懲役6ヶ月、執行猶予2年、
『女性自身』編集長代理に罰金15万円の判決が下るなど芸能人側の「完全勝訴」になりました。
☆皆さんは、「スター交歓図裁判」は、覚えているでしょうか?
●クイズとどちらがいいかのアンケート
雑誌で、クリスチャンディオールの2種類のピンクの口紅をつけています。
(A)ローズ・ルージュ
(B)フーシャピンク(紫みのピンク)
☆(A)(B)の口紅で、どちらが、桜田淳子さんに合っているでしょうか?
あるいは、(A)(B)の口紅のどちらが、好きですか?
☆クイズ(問題)です。
この雑誌の桜田淳子さんは、19●●年の桜田淳子さんでしょうか?
●前回のクイズの答えですが
(A)ふとくちずさむ歌は誰の歌でしょうか?
答:百恵ちゃんの歌
(B)好きな食べ物は?
答:果物またはラーメンなどの麺類
(C)一番大切な物は?
2文字です。
答:友達
(71)
ということで
キャボさんが(B)麺類が正解
じゅんたさんが(C)友達が正解
2人が今回の桜田淳子さんマイスターになりました。
●1985年の桜田淳子さんクイズ
答えがあやふやな方(複数回答)がいたため、再度、出題します。
「役者として過渡期にある今に私を」と題してです。
”OLみたいな真っ白な状態の受け身の役が多かったでしょ。
今回は、突然、大人の役、今まで怖がってやらなかった役のひとつなんです。”
☆(D)ここで問題で、「突然、大人の役、今まで怖がってやらなかった役」は
何の芝居でしょうか?
ヒントは、1985年ですね。
作品名か、役柄のどちらかの回答をお願いします。
(作品名と役柄の両方を答えてもかまいません。)
「スター交歓図裁判」(芸能界交歓図裁判)とは、
『問題小説』や『女性自身』(ともに徳間書店)に、
山口百恵さん、桜田淳子さん、西城秀樹さん、野口五郎さん、南沙織さん、森進一さん
西川峰子さん、黒部幸英さんの実名で
ポルノ小説仕立てにした芸能人の関係が書き立てられたことで
桜田淳子さん、山口百恵さん、森進一さん、西城秀樹さんら8名が、名誉毀損で、その雑誌社の編集長を告訴した裁判でした。刑事訴訟でした。告訴したのは、1976年でした。
民事訴訟に関しては、2000万円(2つの雑誌で1000万円)で、1977年12月に示談が成立していました。
『問題小説』は、5月22日発行の「決定版!スター交歓図・悦楽へのスタート処女編」の記事
『女性自身』は、「スゴーイ”性”を書かれたスターたちの大混乱」の記事
桜田淳子さんに関しては、黒部幸英さんがマンションに出入りしている。
野口五郎さんと関係があったという根も葉もない内容でした。
被告の弁護側から、告訴状の署名に本人が書いていないものあるということが認められ
告訴人の桜田淳子さん、山口百恵さん、森進一さん、西城秀樹さんら8名が証人として
法廷に呼ばれることになりました。
『問題小説』や『女性自身』の記事で名誉毀損されたとして人気タレントが告訴。
山口百恵さん、森進一さん、西城秀樹さんらの告訴人のトップを切って、
1979年3月1日に、桜田淳子さんが東京地裁501号法廷に証人として出廷。
(1)グリーンのジャケットとチェックのスカートとネクタイ姿で東京地裁に入る桜田淳子さん
(2)裁判での証言内容
告訴人は、桜田淳子さん
相澤秀禎社長と福田時雄取締役も同席
”桜田淳子、職業はタレントです。”と言い
桜田淳子さんは、まず、宣誓書を読みあげました。
被告側(雑誌社)の弁護人
"読んでどう思いましたか?"
桜田淳子さん
"その時、高校3年生だったので大変ショックを受けました。"
被告側(雑誌社)の弁護人をB
桜田淳子さんをSと略します。
B
"訴訟委任状の中であなたが書いたのは、どの部分ですか"
S
"住所と署名は、私が書きました。"
B
”告訴とは、どういう意味かわかりますか。謝罪広告や賠償金を求める程度の意味だったじゃありませんか”
S
”名誉毀損で訴えることです。お金のためでは、ありません。マスコミにウソを書かれるのが恐かったのです。”
B
"告訴したということは、相手に具体的にどうしてもらいたいのですか?"
S
”マスコミは、タレントにとって大切な報道機関でありますが、とはいって
何でも書いていいということでないと思うのです。今後、こういった嫌な事が
起こらないように”
B
"あなたは、2人の被告を名誉毀損で訴えているわけですが
それによってこの2人が懲役とか罰金とかいった刑罰が下ることになるんですよ。
あなたが告訴したことによってこの被告たちは、何が起こるかわかりますか?"
S
”私は、まだ知らないことも多いし、はっきりわかりません”
B
"この2つの記事以外にもあなたのプライバシーについての記事が
たくさん書かれています。同じ内容の記事が他にもあるのに、なぜ、あなたは
この2つの記事だけを告訴したのですか?他にもいっぱい記事があるじゃありませんか"
S
”あなたは、私に他の記事も告訴しろというわけですか”
B
"告訴すれば刑事事件に発展する可能性があることをあなたは想像できなかった
のですか"
S
”知らないことが多いのではっきりわかりません”
最後に桜田淳子さんは、自ら、手を上げて、裁判長に
"マスコミの力の大きさを私は、よく知っています。
ただ、タレントだからと言って人権を無視した報道は、やめていただきたいと思うのです。”
言いました。
裁判での被告人弁護人の質問をまとめると主に次の2つになる。
1.告訴は、本人(桜田淳子さん)の意思でなく、事務所の意思では、ないか
2.告訴の意味、すなわち刑罰を望むのか
です。
2時間30分に及んだ証人調べを終えました。
法廷を出たあと、ホットして涙が出たそうです。
(3)法廷を出る桜田淳子さん
証言したことが自ら刑罰を下すことにつながるのではという危惧を抱いて
いて”刑罰”が持つ強烈なひびきに桜田淳子さんは、圧倒され、涙しました。
(4)日本武道館での記者会見
1979年3月1日の夕方の日本武道館での記者会見では、
桜田淳子さんは、"精神的にも肉体的にも疲れました。
裁判のクールさは、ショックでした。私は、自分の意思で告訴しましたが
相手が憎いのでなく
罪を憎んで、人を憎まずの心境です。"と語りました。
裁判の被告人弁護士と同じくらいすさまじい芸能レポーターの”告訴の意味”の
質問に対して
刑罰を科す事を言えなくて、、
"人が人を裁くなんてできない”と涙しました。
被告人弁護士は、仕方ありませんが、芸能レポーターの質問は、どうにかして欲しいです。
”この裁判で、私が言いたかった事は、芸能人だということだけ
ああいうことを書かれて、もし訴えなかったら今後も影響を残すので、
そういうことがあっては、ならない。と告訴しました。
芸能界がもっとよくなればと思います”と涙ながら語りました。
桜田淳子さんは、告訴人のトップだったので、不慣れで、いろいろあって大変だったと思う。
法廷で、うまく言えないもどかしさ、悔しさで、いっぱいだったと思います。
次のタレントは、桜田淳子さんの時の質問例があるので、事前準備は、できたと思う。
最終的には、
1980年7月に、『問題小説』編集長には懲役6ヶ月、執行猶予2年、
『女性自身』編集長代理に罰金15万円の判決が下るなど芸能人側の「完全勝訴」になりました。
☆皆さんは、「スター交歓図裁判」は、覚えているでしょうか?
●クイズとどちらがいいかのアンケート
雑誌で、クリスチャンディオールの2種類のピンクの口紅をつけています。
(A)ローズ・ルージュ
(B)フーシャピンク(紫みのピンク)
☆(A)(B)の口紅で、どちらが、桜田淳子さんに合っているでしょうか?
あるいは、(A)(B)の口紅のどちらが、好きですか?
☆クイズ(問題)です。
この雑誌の桜田淳子さんは、19●●年の桜田淳子さんでしょうか?
●前回のクイズの答えですが
(A)ふとくちずさむ歌は誰の歌でしょうか?
答:百恵ちゃんの歌
(B)好きな食べ物は?
答:果物またはラーメンなどの麺類
(C)一番大切な物は?
2文字です。
答:友達
(71)
ということで
キャボさんが(B)麺類が正解
じゅんたさんが(C)友達が正解
2人が今回の桜田淳子さんマイスターになりました。
●1985年の桜田淳子さんクイズ
答えがあやふやな方(複数回答)がいたため、再度、出題します。
「役者として過渡期にある今に私を」と題してです。
”OLみたいな真っ白な状態の受け身の役が多かったでしょ。
今回は、突然、大人の役、今まで怖がってやらなかった役のひとつなんです。”
☆(D)ここで問題で、「突然、大人の役、今まで怖がってやらなかった役」は
何の芝居でしょうか?
ヒントは、1985年ですね。
作品名か、役柄のどちらかの回答をお願いします。
(作品名と役柄の両方を答えてもかまいません。)