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1977年の桜田淳子さんと音楽祭 [桜田淳子 各年度総括と音楽賞]

●毎年恒例のある年度にスポットライトをあてて振り返ります。
今回は、1977年の桜田淳子さんを振り返ります。

・2月25日 「あなたのすべて」発売
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・3月 「涙の卒業式」三人娘解散コンサート
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・4月14日 「女っぽくなったでしょ・・・」19歳誕生会

・4月 日劇ワンマンショー
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・4月 東宝映画「若い人」公開
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・5月 思い切ってショートカットに
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・5月15日 「気まぐれヴィーナス」発売
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・6月25日 全曲集「淳子」発売
・7月 松竹映画「愛情の設計」公開
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・7月 三浦海岸でファンの集い
・7月25日 アルバム 「ラブ・淳子が禁断の木の実を食べた」発売
・9月5日「もう戻れない」発売
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・9月 リサイタル4開催
・10月 ドラマ「気になる季節」
・11月17日 「もう戻れない」で日本歌謡大賞の放送音楽賞候補曲、放送音楽プロデュサー連盟賞を受賞
・11月5日「しあわせ芝居」発売
・12月5日 アルバム「しあわせ芝居」発売
・12月18日 「しあわせ」Xマス 中島みゆきとパーティー
(9)

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・12月21日 アルバム「淳子リサイタル4」発売
・12月31日 「気まぐれヴィーナス 」で第19回日本レコード大賞候補曲ベスト10
・12月31日 「気まぐれヴィーナス」で紅白出場

1977年の桜田淳子さんで、私の中のベスト5は、

1位 「涙の卒業式」三人娘解散コンサート
2位 「リサイタル4」
3位 「しあわせ芝居」発売
4位 「気まぐれヴィーナス 」で第19回日本レコード大賞候補曲ベスト10
5位 「愛情の設計」

です。

1位は、桜田淳子さん、山口百恵さん、森昌子さんの涙の卒業式で、中三トリオから始まった3人娘が解散
ということで、大きな話題でした。
2位は、観に行きました。
3位の「しあわせ芝居」は、シンガーソングライター中島みゆきさんに依頼し、大人の歌へ転機になった曲ですので、すごい当時は、印象的でした。また、この曲は、淳子さんの代表曲ですので、、
4位は、「気まぐれヴィーナス 」で第19回日本レコード大賞候補曲ベスト10です。
1976年の日本レコード大賞候補曲ベスト10には、山口百恵さん、森昌子さんが入りましたが、
あれだけヒットしていた淳子さんは、日本レコード大賞候補曲ベスト10には入れませんでしたので、1977年は、非常に良かったです。

☆皆さんは、1977年の淳子さん、どれが、一番印象的ですか?


●次に音楽祭の賞について

・1973年が桜田淳子さん、1974年が山口百恵さん、1975年が桜田淳子さん、1976年は、山口百恵さんの年でした。
ここで、1977年の桜田淳子さんと山口百恵さんのレコード売上を比較をして見ると
(1977年の賞の対象になる前年11月からその年の10月までに発売された新譜を比較しました。)

もう一度だけふり向いて 1976年12月5日 20.4万枚 11位
あなたのすべて 1977年2月25日 15.2万枚 6位
気まぐれヴィーナス 1977年5月15日 21.0万枚 7位
もう戻れない 1977年9月5日 14.4万枚 8位

赤い衝撃 1976年11月21日 50.4万枚 3位
初恋草紙 1977年01月21日 24.1万枚 4位
夢先案内人 1977年04月1日 46.8万枚 1位
イミテイション・ゴールド 1977年07月1日 48.4万枚 2位
秋桜 1977年10月1日 46.0万枚 3位位

1977年は、百恵さんの年でした。

桜田淳子さんは、「気まぐれヴィーナス 」で第19回日本レコード大賞候補曲ベスト10に入りました。

(10)レコード大賞での桜田淳子さん

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また、「もう戻れない」で日本歌謡大賞の放送音楽賞候補曲に入り、放送音楽プロデュサー連盟賞を受賞しました。

・次に1977年の日本レコード大賞について触れたいと思います。

まずは、日本レコード大賞候補10曲は、下記です。(発表順)

「愛の終着駅」 八代亜紀
「愛のメモリー」  松崎しげる
「風の駅」 野口五郎
「勝手にしやがれ」 沢田研二
「気まぐれヴィーナス」桜田淳子
「秋桜」 山口百恵
「思秋期」岩崎宏美
「津軽海峡冬景色」石川さゆり
「星の砂」 小柳ルミ子
「ボタンを外せ」 西城秀樹
(11)

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繰り返しますが、
1976年の日本レコード大賞候補曲ベスト10には、山口百恵さん、森昌子さんが入りましたが、
あれだけヒットしていて、淳子さんは、入れませんでしたので、1977年は、本レコード大賞候補曲ベスト10に入れて、非常に良かったです。

この中で、歌唱賞を受賞したのは、

「愛の終着駅」 八代亜紀
「勝手にしやがれ」 沢田研二
「秋桜」 山口百恵
「思秋期」岩崎宏美
「津軽海峡冬景色」石川さゆり

で、レコード大賞は、沢田研二さんの「勝手にしやがれ」でした。

(12)

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☆2014年のレコード大賞は、誰が獲るでしょうか?
全くわかりませんが、、

・一方
1977年の日本歌謡大賞放送音楽賞についても触れたいと思います。
放送音楽賞候補は、

「ウォンテッド」ピンクレディー
「勝手にしやがれ」沢田研二  
「秋桜」山口百恵
「愛のメモリー」松崎しげる
「星の砂」小柳ルミ子
「風の駅」野口五郎
「ボタンを外せ」西城秀樹  
「思秋期」岩崎宏美
「愛の終着駅」八代亜紀
「九月の雨」太田裕美
「北挽歌」新沼謙治
「もう戻れない」桜田淳子
「津軽海峡・冬景色」石川さゆり

結局放送音楽賞は、13人の中から下記6人でした。

「ウォンテッド」ピンクレディ
「勝手にしやがれ」沢田研二  
「風の駅」野口五郎
「思秋期」岩崎宏美
「愛の終着駅」八代亜紀
「津軽海峡・冬景色」石川さゆり

厳しいです。山口百恵さんが、放送音楽賞をとれませんでした。
なぜ、厳しいかと言うと

1977年度のレコード売上げの順位です。

1渚のシンドバッド ピンク・レディー
2青春時代 森田公一とトップギャラン
3ウォンテッド ピンク・レディー
4勝手にしやがれ 沢田研二
5昔の名前で出ています 小林旭
6雨やどり さだまさし
7カルメン'77 ピンク・レディー
8S.O.S ピンク・レディー
9失恋レストラン 清水健太郎
10フィーリング ハイ・ファイ・セット
11北の宿から 都はるみ
12帰らない/恋人よ 清水健太郎
13星の砂 小柳ルミ子
14ペッパー警部 ピンク・レディー
15あずさ2号 狩人
16津軽海峡冬景色 石川さゆり
17スカイ・ハイ ジグソー
18愛のメモリー 松崎しげる
19赤い衝撃 山口百恵
20イミテイション・ゴールド 山口百恵
21夢先案内人 山口百恵
22サクセス/愛しのティナ ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
23人間の証明 ジョー山中(サウンドトラック)
24憎みきれないろくでなし 沢田研二
25あばよ 研ナオコ
26能登半島 石川さゆり
27やさしい悪魔 キャンディーズ
28ソウルこれっきりですか マイナー・チューニング・バンド
29帰郷/お化けのロック 郷ひろみ/樹木希林
30カントリー・ロード/たそがれの恋 オリビア・ニュートン・ジョン
31コスモス街道 狩人
32どうぞこのまま 丸山圭子
33むさし野詩人 野口五郎
34雨の物語 イルカ
35秋桜 山口百恵
36硝子坂 高田みづえ
37しあわせ未満 太田裕美
38思秋期 岩崎宏美
39暑中お見舞い申し上げます キャンディーズ
40九月の雨 太田裕美
41ホテル・カリフォルニア イーグルス
42おゆき 内藤国雄
43酒と泪と男と女 河島英五
44熱帯魚 岩崎宏美
45悲しきメモリー 郷ひろみ
46Hi-Hi-Hi あおい輝彦
47季節風 野口五郎
48四季の歌 芹洋子
49ジョリーン オリビア・ニュートン・ジョン
50初恋草紙 山口百恵

百恵さん、5曲もベスト50入っています。
百恵さんよりヒットしていない人が放送音楽賞をとっています。

日本歌謡大賞大賞は、沢田研二さんの「勝手にしやがれ」でした。
沢田研二さんの「勝手にしやがれ」は、日本歌謡大賞大賞とレコード大賞の2冠達成でした。

☆皆さんは、上記の1977年レコード売上ベスト50の曲で、印象に残った曲は、あるでしょうか?


●1977年の雑誌の人気投票結果です。

(13)

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淳子さん2位で頑張っています。


毎年、年末は、下記のような記事を書いています。

1976年の桜田淳子さんと音楽祭
http://majun.blog.so-net.ne.jp/2013-12-26 

1975年の桜田淳子さん(歌手)と涙の真実は
http://majun.blog.so-net.ne.jp/2012-12-27

1974年の淳子さん(TVガイドの記事)と1974年レコード大賞
http://majun.blog.so-net.ne.jp/2011-12-30

1973年の日本レコード大賞の新人賞 
http://majun.blog.so-net.ne.jp/2010-12-30

今回の情報を下記の桜田淳子さんのバイオグラフィー・歴史に追加しました。

桜田淳子さんのバイオグラフィー・歴史
http://majun.blog.so-net.ne.jp/2013-02-24


●最後に今年(2014年)を振り返ります。

・昨年の今頃(2013年末)2013年で、印象に残った桜田淳子さんの出来事については、
4月に「はらぺこ同志」のDVD発売
10月に「Thanks40~青い鳥たちへ」
11月に「Thanks 40 スペシャル ~ファン感謝DAY」開催
を上げさせていただきました。

2013年は、40周年ということで、充実していましたが、2014年の桜田淳子さんもまずまず、充実していたと思います。

私の2014年の桜田淳子さんのベスト5位は、

1位 4月4日 テレビ朝日「伝説のアイドルから歌姫まで 不滅の歌謡曲」
   15才のバースデイイベントの映像”天使も夢みる”
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2位 4月28日,5月1日 シネマヴェーラ渋谷での「愛の嵐の中で」上映
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3位 1月17日  電子書籍「スポニチ秘蔵アイドル全集 桜田淳子」発刊
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4位 2月16日 TBSチャンネル1「閨閥」放送
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5位 12月14日 チャンネル銀河 「居酒屋兆治」放送
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になります。


1位のテレビ朝日「伝説のアイドルから歌姫まで 不滅の歌謡曲」は、貴重な映像が紹介され、良かったです。
既出の映像を安易に放送するのでなく、貴重映像も、探して放映してくれて、テレビ朝日さんの努力を認めたいです。
15才のバースディイベントの映像とカンコー学生服のCMが流れました。

2位のシネマヴェーラ渋谷での「愛の嵐の中で」上映については、
shout83さん、チューリップさん、since1974さん、beginner14さんも観たと思います。
読者の方で、、観た方、他にいるでしょうか?

3位の電子書籍「スポニチ秘蔵アイドル全集 桜田淳子」発刊については、
少し、物足りない面もありましたが、(すべての記事が載っていなかった)電子書籍という新しい媒体での発売は、評価できると思います。

4位、5位は、淳子さんのドラマで、初めて、観ることができましたので、、

☆皆さんは、2014年の淳子さん、何が、一番印象的ですか?
2014年の情報で、わからない方は、下記にあります。

桜田淳子 グッドバイハッピーデイズのサイト
http://goodbyehappydays.web.fc2.com/


・2014年の「桜田淳子 グッドバイハッピーデイズ」を振り返ります。
今年は、53の記事を書くことができました。
また、「桜田淳子 グッドバイハッピーデイズ掲示板」
と「桜田淳子 グッドバイハッピーデイズのサイト」をオープンいたしました。

桜田淳子 グッドバイハッピーデイズ掲示板
http://6242.teacup.com/goodbyehappydays/bbs

桜田淳子 グッドバイハッピーデイズのサイト
http://goodbyehappydays.web.fc2.com/

今年の記事でのアクセス数ベスト5位です。

1位 桜田淳子さんデビュー41周年を迎える前に 
2位 電子書籍「スポニチ秘蔵アイドル全集 桜田淳子」
3位 ドラマ 閨閥と桜田淳子さんアラカルト 
4位 桜田淳子さんデビュー41周年(歌手時代の11年間とシングルのバイオグラフィー)
5位 桜田淳子水着その1(はじめての水着)

1位の”桜田淳子さんデビュー41周年を迎える前に”は、すごい意外です。
4位の”桜田淳子さんデビュー41周年(歌手時代の11年間とシングルのバイオグラフィー)”の露払いの記事でしたので、、
アクセスが多いのは、必ずしも、いい記事とは、限りませんので、、、

私の中で、印象に、残った記事は、

NHK番組公開ライブラリー 
桜田淳子さんデビュー41周年(歌手時代の11年間とシングルのバイオグラフィー) 
・ヰセキ「さなえ」(その1)
桜田淳子シングル人気投票と歌本その2

の4つです。

”NHK番組公開ライブラリー”では、NHK番組公開ライブラリーをshout83さんに紹介しただき、貴重な映像を観ることができました。

”桜田淳子さんデビュー41周年(歌手時代の11年間とシングルのバイオグラフィー) ”
では、歌手時代の淳子さんを振り返させていただきました。

”ヰセキ「さなえ」(その1)””桜田淳子シングル人気投票と歌本その2”では、CMとシングルの人気(ベスト)投票を初めての試みで、行うことができました。

人気(ベスト)投票については、来年もやりますので、よろしくお願いします。
 
☆2014年の記事で、印象に残った記事は、あるでしょうか?

●12月28日(日)19:30 NHK 夢の紅白2014~名歌手たちの名勝負・名対決
があります。

紅白の曲目、発表されました。
薬師丸ひろ子さんは、「セーラー服と機関銃」では、なかったです。
サザンオールスターズと中森明菜さんは、出演するのでしょうか?

●2014年の野球は、ソフトバンクが強かったのと、阪神の4人の外人が全員活躍し、4人全員がタイトルを獲ったことは、すごいと言うか、珍しいと思います。

最後に、今年の更新は、この記事が最後になります。
(何か、あれば、、臨時更新はしますが)
今回は、今年最後ですので、頑張って記事を書きました。
今年も大変お世話になりました。
コメントをいただいた方、ありがとうございました。

皆様のお蔭でなんとか更新してこれました。
皆様、よいお年をお迎えください。

次回は、1月1日更新予定です。

●dunsfordさんから情報をいただきました。
BSジャパンで、土曜日、寅さんシリーズの放映が開始になります。(12/31追記)

●第56回レコード大賞で桜田淳子さんの「わたしの青い鳥」が流れました。(12/30追記)

●中森明菜さん 紅白出場決定(12/28追記)

●すでに、前記事で12月24日にいち早く、紹介しましたが、

週刊現代(2015年1月3日、10日の年末年始合併号)の”スター誕生!の時代”の記事で、桜田淳子さんの写真が4枚載っていました。

(a)淳子さん表紙にも登場しています。

週刊現代スター誕生a.jpg

(b)1975年

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(c)1972年決選大会

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(d)1974年

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淳子さんは、インタビューで
”スター誕生!は、家族のような存在”と言っており
「同い年の昌子ちゃんの存在がスター誕の応募のきっかけを作ってくれました。懐かしく、大きな家。スター誕とは、そんな場所でした。」と語っています。

また、森昌子さんの話で、
桜田淳子ちゃんや伊藤咲子ちゃんから「昌子ちゃんみたいな普通の子が合格したから、自分も
いけると思った」と言われ、内心は、複雑な思いだった。と書かれています。

昌子ちゃんについての話は、どこかで、聴きましたね、、、

皆さんは、購入しましたか?
年末年始合併号ですので、購入の参考にお願いします。